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※茶室の床に掛けた時のイメージ
■画 題■ 「茶掛 清風萬里秋◆大徳寺派 芳徳禅寺住職 前大徳 橋本紹尚」
■寸 法■ 表具(約)幅 36cm× 丈 166.5cm・半切立(茶掛)
■略 歴■橋本紹尚(はしもと じょうしょう)
奈良 柳生芳徳禅寺 住職。
臨済宗 大徳寺派 高僧。
昭和37年 花園大学卒業。同年、大徳寺専門道場にて掛塔(かとう)。
小田雪窓老師(大徳寺 第489世)に師事する。
昭和40年 柳生芳徳禅寺に帰り、昭和47年住職となる。
大徳寺 塔頭三玄院 先代住職 藤井誡堂老師より「顕道」「紹尚」を拝命。
先代住職 橋本定芳師のあとを受け児童福祉施設「成美学寮」や正木坂剣禅道場にて活躍中。
■代 金■¥19,800(税込)
こちらの茶掛は中古でございます。
茶掛最上部の裏に点シミが一つあります。
それ以外は、本紙、表装ともに良い状態です。シワはありません。
こちらの茶掛 清風萬里秋(せいふうばんりのあき) は、臨済宗大徳寺派 柳生芳徳禅寺 住職 橋本紹尚老師の直筆の書でございます。
軸先:木製 黒塗。 紙本:墨書。 箱書、花押があります。
付属品:共箱、タトウ箱付。
送料無料、代引手数料無料でお届けいたします。
※茶掛には風鎮を吊るしませんので、風鎮はついておりません。ご了承ください。
尚、防虫香はお入れいたします。
~清風萬里秋(せいふうばんりのあき)とはどんな意味?~
清風が吹き渡ってあたり一面の秋景色。
「詩人玉宵」(しじんぎょくしょう)に
「昨夜一声雁 清風萬里秋」(昨夜一声の雁 清風萬里の秋)とある後半部です。
昨夜、月明かりの空を北から南へ一隊の雁が鳴きながら渡っていった。
もう雁の渡ってくる頃になったのかとしみじみ聞いていたが、今朝起きてみるとすがすがしい風が吹き渡って、見渡す限り秋の気配が充ち満ちている。
「一声の雁に秋の来るを知る」という意味です。
禅者がこの句を愛し、この句をよく揮毫するのは、それが単に叙景詩としてすぐれているからだけではありません。
長い間の坐禅工夫の功が熟し、昨夜、雁の一声を聞き「あっ、これだ」と忽然として悟りが開けた。
悟りが開けてみると、これまで立ち込めていた一切のもやもやがきれいに消散し、清風万里の秋にも比すべき、何とも爽やかですがすがしい境涯が開けた…という転迷開悟さらには大徹大悟の心境を託してのことなのです。
※参考文献「禅語百科」沖本克己・竹貫元勝 著
「禅語の茶掛け 続々一行物」芳賀幸四郎著
〜柳生芳徳禅寺(やぎゅうほうとくぜんじ)とは?〜
剣豪、柳生家の菩提寺で、沢庵和尚の開山としても知られています。
奈良市柳生の臨済宗 大徳寺派の古刹です。
~品質保証~
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