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※茶室の床に掛けた時のイメージ
■画 題■ 「茶掛 彩鳳舞丹霄◆表千家 堀内宗完 兼中斎」
■寸 法■ 表具(約)幅 35.7cm× 丈 177.5cm・半切立(茶掛)
■略 歴■堀内宗完(ほりうち そうかん)
大正8年1月20日生まれ。
表千家流 堀内家12代。
兄の11代が急逝したため、表千家13代 千宗左に師事し
昭和28年 宗完を襲名。
長生庵主、不審庵理事をつとめる。
平成9年 宗完の名を兄の長男にゆずり、宗心を名のる。
京都出身。京都帝大卒。本名は吉彦。別号に長生庵、兼中斎。
平成27年 96歳にて逝去。
堀内家(ほりのうちけ)は代々表千家の宗匠を務める茶家。
堀内家の庵号は、長生庵(ちょうせいあん)といい、利休形二畳台目の茶室を指します。
■代 金■¥17,770(税込)
こちらの茶掛は中古でございます。
本紙にうすいシミがあります。表装の裏の上部に濃いシミがあります。
こちらの茶掛 彩鳳舞丹霄 は、表千家 堀内宗完 兼中斎の直筆の書でございます。
軸先:木製 漆塗。 紙本:墨書。 箱書、花押があります。
付属品:共箱、タトウ箱付。
送料無料、代引手数料無料でお届けいたします。
※茶掛には風鎮を吊るしませんので、風鎮はついておりません。ご了承ください。
尚、防虫香はお入れいたします。
~彩鳳舞丹霄(さいほうたんしょうにまう)とはどんな意味?~
「彩鳳(さいほう)丹霄(たんしょう)に舞う」と読み、この一行物はめでたい新年にふさわしいというので、よく年頭の茶会に使われるものです。
ちなみに鳳凰(ほうおう)は、霊獣麒麟(きりん)と併称される霊鳥で、辞書には
聖王が世に出ると、これに応じて現れる瑞鳥。
梧桐に棲み、竹の実を食い、醴泉(れいせん)を飲む。
羽毛は、五色の文彩があり、声は五音にあたる。
鳥類の首長で、飛べば群鳥がこれに従う。
その雄を鳳・雌を凰という。
と解説されています。
ここで「彩鳳」とは五色の羽毛をもつ鳳・凰一双のことです。
つぎに「丹霄」とは、朝焼・夕焼などのあかい空のことですが、ここでは広く天空を意味しています。
したがってこの句は「五色もあざやかな鳳と凰との一双が、天下泰平、万民豊楽の聖代を祝って出現し、雲一つない天空に悠々と舞い遊んでいる」という意味です。
~品質保証~
当店の目標は、「買ってよかった」と満足していただくことです。
実物をご覧いただいてない分、ご購入後に掛け軸をご覧いただいて、その品質にご満足いただけるよう心がけております。
当店では、万一掛け軸がお気に召さない場合は、7日間以内であれば返品をお受けいたしますので、安心してご購入いただけます。