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※茶室の床に掛けた時のイメージ
■画 題■ 「茶掛 柳緑花紅◆大徳寺 塔頭三玄院 長谷川寛州」
■寸 法■ 表具 幅(約) 36cm× 丈 175cm・(茶掛)
■略 歴■長谷川寛州(はせがわ かんしゅう)
臨済宗 紫野 大徳寺 塔頭三玄院 元住職 閑栖。
~大徳寺 塔頭三玄院とは~
天正17年(1589)浅野幸長・石田三成・森忠政の創建。
開山は、名僧 春屋宗園(しゅんおくそうえん)です。
小堀遠州・古田織部・藪内剣中・長谷川等伯・沢庵・千宗旦は、春屋宗園に参禅しました。
院内には美しい石庭をはじめ、三畳台目茶室 篁庵(こうあん)があります。
■代 金■¥18,850(税込)
こちらの茶掛は中古でございます。
本紙に若干のシワがあります。状態はよい方です。(写真でご確認ください。)
こちらの茶掛 柳緑花紅は、大徳寺 塔頭三玄院 長谷川寛州老師の直筆一行物でございます。
軸先:黒漆塗。 紙本:墨書。 箱書、落款があります。 共箱、タトウ箱付。
送料無料、代引手数料無料でお届けいたします。
※茶掛には風鎮を吊るしませんので、風鎮はついておりません。ご了承ください。
尚、防虫香はお入れいたします。
~柳緑花紅(やなぎはみどりはなはくれない)とは?~
修行が未熟な時には、諸現象の相違点しか見えません。
緑のものは緑。紅いものは紅い。
しかし、段階が進むにつれ、迷いはもとより、悟りの臭みもきれいに払拭した迷悟両亡(めいごりょうぼう)・悟了同未悟(ごりょうどうみご)の境涯にいたると、色即是空・空即是色という真空妙有観(しんくうみょうゆうかん)の眼が澄んでくるので、柳は緑、花は紅と、まぎれなくゆたかに見えるようになります。
柳は青く、花は紅く、美しい春の眺めです。
しかも、そのままに真理が語られているのに驚いた蘇東坡(そとうば)「11世紀の宗の詩人」は、呼吸(いき)をのんで言いました。
「柳は緑、花は紅、真面目」と。
この句のバリエーションに「明歴々」「露堂々」があります。
そのままずばりということです。
露は、露(あら)わすです。
柳は緑に、花は紅に、柳も花も明歴々で、隠すところなく堂々と露わしています。
しかも、花も柳もけっして自己顕示をしていません。
ただそのままです。
<店長のまめ知識>
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~品質保証~
当店の目標は、「買ってよかった」と満足していただくことです。
実物をご覧いただいてない分、ご購入後に掛け軸をご覧いただいて、その品質にご満足いただけるよう心がけております。
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