ろう梅。
暦の上では一年で最も寒い、大寒ですが、
この時期には、蠟梅(ろうばい)が咲いてくれます。
ほのかな甘い香りを漂わせて
観る者を楽しませてくれます。
厳しい寒さの中で咲く
その透き通った花弁は、
なんとも可憐ではかなく
自然の不可思議さを思うばかりです。
一句 儚くもあり 蠟梅の 花弁かな てんちょう
≪ロウバイ≫
≪シクラメン≫
一句 花たわわ 妻丹精の シクラメン てんちょう
何気ない日常に
彩りを与えてくれる花たち…
相田みつをさんの詩をご紹介します。
「花には 人間のような
かけひきがないからいい
ただ 咲いて
ただ 散っていくからいい
ただになれない人間のわたし」 みつを