風薫る。
風薫る季節となりました。
当店の庭の草花も
時を得て、次々に咲いていきます。
「時を得る」「時節を得る」ということは
人にとっても大切なことなの
ではないでしょうか。
「縁が熟す」までじっと待つ。がまんする。
大切な徳目に思われます。
一句 その色に 気品ただよわせて薔薇(そうび) てんちょう
≪クイーンエリザベス≫
≪アヤメ≫
≪シラン(ピンク)≫
≪シラン(白)≫
詩人、坂村真民さんの「一本の道を」という詩をご紹介させていただきます。
「木や草と人間と
どこが違うだろうか
みんな同じなのだ
いっしょうけんめいに
生きようとしているのをみると
ときには彼らが
人間より偉いとさえ思われる
かれらはときがくれば
花を咲かせ
実をみのらせ
自分を完成させる」
草花から学ぶことはたくさんありますね。