今年一年どうもありがとうございました。
今年も早いもので、一年が暮れようとしています。
今年は、コロナ禍で大変な一年でした。
どうか、令和3年は新型コロナも収束し、
平穏な日々が戻りますように…
と祈るばかりです。
この店長日記では、当店の庭に咲く花たちの写真をおもに紹介し、
店長のつたない俳句を織り交ぜて、
禅の思想にも触れながら書かせていただいております。
一句 恙なき 暮らしに感謝 年の暮れ てんちょう
≪炉開き≫
≪山茶花≫
≪万両≫
亡き母が、茶人だったので
庭のあちこちに何種類かの椿が植えてあります。
「炉開き」という椿は、11月頃から咲き始めますので、
お茶の炉開きのときに、茶花として活けられるそうです。
そこから「炉開き」という花の名もつけられたそうです。
普通の椿にくらべて、花が小さく「詫び」を感じさせてくれます。
私の両親は、他界してこの世にはいません。
人間は、いづれ必ず死んでいかねばならぬ存在です。
今日という一日は、己の人生のなかの唯一の一日です。
明日があるじゃないかと言われそうですが、
明日は明日、今日は今日です。
今日をおろそかにして明日はないと思います。
一期一会の今日を、日々是好日の心境で過ごして参りたく思います。
一句 短日を でき得る限り 使い切り てんちょう
2020-12-30 19:20