瑞雲。
1月11日の午後、空に瑞雲が現れました。
瑞雲は、めでたいことの前兆として現れる雲のことです。
祥瑞の雲ともいわれます。
気象用語では環天頂アークというそうです。
一句 寒中に 妻と瑞雲 見上げたり てんちょう
≪瑞雲≫
瑞雲は、禅僧がよく揮毫される一語です。
瑞雲が、めでたいことの前兆として現れる雲だからでしょうか。
その真意は測りかねます。
隨縁、縁に随い、因縁の法のままに生きることを
「無心にして太虚(たいこ)に合す」といいます。
人間は無相であり無我です。
縁がはたらいて、行動し、生かされて生きている存在です。
目の前を移り行く現象に一喜一憂することなく
その場、その場で状況に則した行いをし
執着せず、サラリサッパリと生きて行きたく思います。
一句 寒の空 晴れ渡り 有り難きけふ てんちょう
2021-01-13 19:45