クイーンエリザベス。
数年前、ご近所の方からいただいたバラ(クイーンエリザベス)
の苗を庭に定植したものが、ずいぶん大きくなり今年も花を咲かせてくれました。
一句 陽の光 その身に浴びて 咲く薔薇(そうび) てんちょう
≪クイーンエリザベス≫
≪菖蒲≫
≪ショウマ≫
コロナ禍の現在、苦境の中にある人は多いと思います。
様々な制約の中で生活しなければなりません。
我慢をしなければなりません。
釈尊(お釈迦様)は、2500年前に「この世は苦である」とおっしゃっておられます。
ですから、娑婆(この世)は我慢(忍辱)の場であるとおっしゃっておられます。
どれだけ我慢できるかが、その人の度量を決めるといっても過言ではないかもしれません。
そして、コロナ禍が私たちの生活様式を変えていっています。
そこには、「知足」の精神が必要になってくると思います。
「遺教経(いきょうぎょう)」という経典には、
「若し諸々の苦悩を脱せんと欲せば、まさに知足を観ずべし。
知足の法は即ち富楽安穏の処なり。」
と説かれており、「法句経」には、
「知足は第一の富なり」と説かれています。
今、こうして衣食住に恵まれていることに感謝し、
仕事をできることに感謝し、
少しでも、諸々の恩に報いることができるよう
精進、努力していきたいと思います。
2021-06-25 22:05