南無釈迦牟尼仏と掛け軸
釈迦牟尼(しゃかむに)とはお釈迦さまのことです。
2500年程の昔、インド大平原北部の盆地にシャーキャ(釈迦)と呼
ばれる国、カピラバストゥがありました。
その国の王子、ゴータマ・シッダールタは29歳のときに、すべてを
捨てて出家し、6年間難行苦行し、35歳のときにブッダガヤの菩
提樹の下で結跏趺坐(けっかふざ)し12月8日の未明、明けの明
星を見て大悟し悟りを開かれました。
以後、シャーキャムニブッダ(釈迦牟尼仏)すなわち「シャーキャ
の聖者である仏陀(ブッダ)」と呼ばれ、80歳で入滅されるまで
45年間、伝道の旅をつづけられました。
ブッダは「悟った人」という意味で、「覚者」といいますが、その他
にも世尊(世に尊ばれる者)、如来(悟りの世界から救いに来た
者)など多くの呼び方があります。
そして、お釈迦様の説かれた教えは“仏教”として現代にも息づ
いています。
その数8万4千の法門と言われるほど多岐にわたり日本の仏教
は、大きく分けて13宗、こまかく分ければ56宗派もあります。
釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)を御本尊とする宗派は主に禅宗
(禅宗とは?そのはじまり をクリック!)で、栄西禅師(1141~1215
年)が開祖の臨済宗(りんざいしゅう)、道元禅師(1200~1253年)が
開祖の曹洞宗(そうとうしゅう)、隠元禅師(1592~1673年)が開祖の
大檗宗(おおばくしゅう)があります。
禅宗では、自らの修行により悟りを開くことを目的とし、聖道門
(しょうどうもん)と言われます。
一方、浄土宗、浄土真宗など阿弥陀仏による他力の救済(他力
とは・・・をクリック!)を浄土門(じょうどもん)と言います。
禅宗(臨済宗、曹洞宗、大檗宗)では、釈迦牟尼仏(しゃかむに
ぶつ)を御本尊としますので、禅宗がご宗派のご家庭では、仏事
の際の床の間に“南無釈迦牟尼仏”(なむしゃかむにぶつ)の掛
け軸をお掛けになることをお薦めいたします。
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南無釈迦牟尼仏の掛け軸は、法要の際床の間に掛けられます。
そして、禅宗の宗派のご家庭では一般的に南無釈迦牟尼仏の掛け軸が掛けられます。
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