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法事・ご法要・ 仏画・仏事用の掛け軸専門店 香遊オンラインへようこそ! 仏事用の掛け軸専門に約300点の品揃え!

天高し。

今日は、爽やかな秋晴れです。

10月に入っても、蒸し暑いが続いていましたが、

ようやく秋らしい日和を得て、

窓から心地よい風が入ってきます。

一句 天の色 大地の色も 秋の色  てんちょう 

ツワブキ

≪ツワブキ≫

ホトトギス

≪ホトトギス≫

当店の庭にも、秋の草花が咲き

目を楽しませてくれます。

短歌を一首ご紹介します。

「もろもろの 山草おのおの 花つけて

言葉をもたぬ そのやさしさよ」

歌人 鹿児島寿蔵

ところで、台風19号が日本列島に接近中です。

大型で猛烈な勢力のようです。

どうか日本に被害がないことを祈るばかりです。

残暑。

台風15号で被害に遭われた方々に

心よりお見舞い申し上げます。

岐阜県中濃地方では、ここのところ残暑厳しい

毎日が続いております。

夏の疲れも蓄積しておりますので、

体調には十分注意するよう心がけたいものです。

さて、この暑い中、深紅のガーベラが

咲いてくれました。

8年前に発表会で息子がいただいたものを

露地植えにしましたが、

今年も咲いてくれました。

一句 気怠さと 疲れのこしたまま残暑  てんちょう

ガーベラ

≪ガーベラ≫

タマスダレ

≪タマスダレ≫

茶禅一味と申しますので、

わび茶を大成した千利休居士の逸話をひとつ

ご紹介させていただきます。

利休居士は、ある人から茶の湯の極意を

問われて

「夏はいかにも涼しきように

冬はいかにも暖かなように

炭は湯の沸くように

茶は服のよきように」

と答えられました。

質問者は、そんなことは分かっていると

不満をぶちまけました。

利休居士は、涼しげに質問者に

告げました。

「それならわたくしがいま申したとおりに

お点前してごらんなさい。

それができれば、この利休がさっそく

あなたに弟子入りを致しましょう。」

当たり前のことを、当たり前におこなうことの

大切さと、難しさを、この逸話から

学ばせていただきました。

晩夏。

季節は移ろいで行きます。

今夏も厳しい暑さが続きましたが、

今はオホーツク高気圧と太平洋高気圧の

はざまの前線の影響で、

雨の日が続いています。

当店裏の林ではツクツクボウシが鳴いており、

夏の終わりを告げているかのようです。

いくぶん涼しくなったおかげで

薔薇(インカ)が咲いてくれました。

一句 吹く風と 聴こえくる音 みな晩夏  てんちょう 

インカ

≪インカ≫

二宮尊徳翁の詠まれた詩に「無字の教え」

というのがあります。

「声もなく 香もなく つねに天地(あめつち)は

書かざる経を くり返しつつ」

巡りゆく季節、天と地を眺めていると

そこには、諸法実相(しょほうじっそう)

つまり、現象を現象たらしめている、

法が存在していることが分かってきます。

諸法実相は、お釈迦さまが説かれた

妙法蓮華経(法華経)のなかの大切な真理です。

法華経は、大宇宙の神秘を説いた深遠なるお経ですが、

「諸法実相の開示悟入」「仏知見の開示悟入」が

法華経の真髄であると言われています。

猛暑。

7月28日に東海地方の梅雨が明けてから

大変、暑い日が続いております。

当店のある岐阜県の美濃地方は

全国一暑い地域です。

熱中症にならないようにくれぐれも

注意せねばなりません。

一句 炎天の 散歩一陣 風抜ける  てんちょう

アサガオ

≪アサガオ≫

涼を求めて、当店のあさがおの写真をUPしました。

一句 朝顔の 見とれてしまひさうな青  てんちょう

「心静即身涼」(こころ静かなればすなわち身涼し)

という禅語があります。

こころが静謐(せいひつ)であれば身体も清涼である

という意味だそうです。

禅のこころは、いつも平常心(びょうじょうしん)です。

平常心是道(びょうじょうしんこれどう)です。

「こころを一(いつ)にしておれば

どんな異変に遭遇しても

霊妙なる智慧が生まれるものだ。」

蒙古襲来のとき、日本の指揮を執った北条時宗に

宋から招いた禅僧 無学祖元が言った言葉だそうです。

こころを乱すことなく、平常に保って

現代を生き抜いて参りたいものです。

梅天。

梅雨空の日々が続いています。

梅雨空のことを梅天ともいいます。

九州地方では、大変な大雨になっているようで、

災害が起きないことを祈るばかりです。

一句 梅天の 気怠さ はらわんと散歩  てんちょう 

ギボシ

≪ギボシ≫

キキョウ

≪キキョウ≫

一句 被害なく 明けてくれよと 梅雨空に  てんちょう

禅を修める目的に「己事究明」(こじきゅうめい)があるそうです。

眼は外に向いてついていますので、

他人の事はよく見えるのですが、

自分の事は案外わかりません。

「仏道を習うとは 自己を習うなり」

と道元禅師はおっしゃっておられます。

相対的な考えに捉われた自己をいったん捨てて

真実の自己に目覚めたいものです。

夏至。

今日は、夏至です。

一年で一番、昼の時間が長い日です。

当店の庭に咲く花も、季節の移ろいで変わっていきます。

一句 夏至一と日 やるべきことを 淡々と  てんちょう 

カラー

≪カラー≫

一句 海芋咲き 日射し俄かに 濃き日なり  藤松遊子

菖蒲

≪花菖蒲≫

一句 はなびらの 垂れて静かや 花菖蒲  高浜虚子

南天の花

≪南天の花≫

一句 南天の花のひそかに 盛りなり  藤松遊子

人間は、時間を現在・過去・未来と認識することができます。

そして案外、未来を思い煩らい、過去を悔やんでいるのが人間かもしれません。

しかし、考えてみると私たちに与えられた確かなものは、今という一瞬の連続なのかもしれません。

今を生ききる事の重要性を禅者は説きます。

正受老人 道鏡慧端禅師はおっしゃいました。

「一大事と申すは、今日ただ今の心なり

それをおろそかにして、翌日あることなし

すべての遠き事を思い謀ることあれども

的面の今を失うに心づかず」

人生で一番大事なのは、今ここに生きている

自分の心の状態だ。多くの人は

遠い未来を思い考えるが

的面の「今」を見失っているぞ!

と正受老人の喝が聞こえてきます。

風光る。

5月というのに30°Cを超える日が
続いております。
当店の庭の草花も、時を得て
咲き継ぎ、私たちを楽しませてくれます。
一句  草花の いちずに咲くや 風光る  てんちょう  
シャクヤク
≪シャクヤク≫
白鳥から移植したものが、今年もよく咲いてくれました。
マツバギク
≪マツバギク≫
我が家の庭に自生してくれました。
インカ
≪インカ≫
このインカという薔薇は、ご近所の方からいただいたものを
露地植えし、今年も美しく咲いてくれました。
ガーベラ
≪ガーベラ≫
このガーベラは、息子の発表会でいただいたものを
露地植えし、咲いてくれました。
ナデシコ≪ナデシコ≫
このナデシコは、白鳥から移植したものです。
テッセン
≪テッセン≫
母が遺したテッセンです。
歌人、鹿児島寿蔵氏の短歌を紹介させていただきます。
「もろもろの 山草おのおの花つけて
言葉をもたぬ 其のやさしさよ」
花々は無心に咲き、時が来ればさっさと
散っていきます。
そこには、はからいがありません。
自然(じねん)に咲いて
自然(じねん)に散ってゆきます。
そこに、禅者の生き方に似たものを
感じるのは、私だけでしょうか…

風薫る。

風薫る季節となりました。

当店の庭の草花も

時を得て、次々に咲いていきます。

「時を得る」「時節を得る」ということは

人にとっても大切なことなの

ではないでしょうか。

「縁が熟す」までじっと待つ。がまんする。

大切な徳目に思われます。

一句 その色に 気品ただよわせて薔薇(そうび)  てんちょう

クイーンエリザベス

≪クイーンエリザベス≫

アヤメ

≪アヤメ≫

シラン

≪シラン(ピンク)≫

シラン

≪シラン(白)≫

詩人、坂村真民さんの「一本の道を」という詩をご紹介させていただきます。

「木や草と人間と

どこが違うだろうか

みんな同じなのだ

いっしょうけんめいに

生きようとしているのをみると

ときには彼らが

人間より偉いとさえ思われる

かれらはときがくれば

花を咲かせ

実をみのらせ

自分を完成させる」

草花から学ぶことはたくさんありますね。

令和元年。

令和になって最初の店長日記になります。

ゴールデンウイークも終盤になり

惜春の季節になりました。

当店の庭の花々も

順々に咲いていき、目を楽しませてくれます。

一句 今ここを 生きるが大事 春深し  てんちょう

オダマキ 2

≪オダマキ≫

エビネラン

≪エビネラン≫

ミヤコワスレ

≪ミヤコワスレ≫

花は、無条件で美しいものです。

八木重吉氏の詩をご紹介いたします。

「花は

なぜ美しいか

ひとすじの気持ちで

咲いているからだ」

花のひとすじの気持ち

つまり、無心の大切さを

学ばせていただくことでございます。

百花繚乱。

暖かくなり当店の庭の草花が

勢いよく咲き始めました。

一句 亡母の 植ゑし野草の 咲きて春 てんちょう

ヒトリシズカ

≪一人静≫

ハナダイコン

≪ハナダイコン≫

ヒメリンゴ 開花

≪ヒメリンゴ≫

ヒメリンゴ 

≪ヒメリンゴ≫

イワウチワ

≪イワウチワ≫

ショウジョウバカマ

≪ショウジョウバカマ≫

亡き母が植えて大切に育てていた草花が

毎年変わることなく花を咲かせ

庭に彩りを添えてくれます。

母は亡くなった今でも

私たちを見守っていてくれることを感じます。

これからも日々感謝の気持ちを忘れず

過ごしていきたいと思います。

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