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掛け軸の専門店 香遊オンラインへようこそ! 店長が厳選した掛け軸 約450点の品揃え!

初夏の花。

歳月人を待たずといいますが

立夏が過ぎ、暦の上では夏(初夏)になりました。

風薫るよい季節です。

当店の庭の花も初夏の花になりました。

一句 初夏の色 とはかくなるや 空と森  てんちょう

カキツバタ

≪アヤメ≫

シラン

≪シラン≫

ガーベラ

≪ガーベラ≫

初夏は生命あふれる季節です。

老鴬が鳴き、川蝉が狩りをし、夜は梟が鳴いています。

田んぼからは蛙の合唱が止むことなく聞こえます。

宇宙の大生命を仏教では「如」といいます。

「如」は「仏性」でもあります。

すべて生きとし生けるものは、宇宙の大生命のしずくを宿しています。

悉有仏性(しつうぶっしょう)です。

「幽鳥弄真如(ゆうちょうしんにょをろうす)」という禅語があります。

禅では、幽玄な鳥(鴬など)は、真如をさえずっていると観るのです。

真如とは、宇宙の一切の存在をあらしめている根源的な実体

一切の現象を貫いている根本的な理法のことです。

一句 蛙鳴く 仏性宿す ものとして  てんちょう


晩春の花たち。

季節は移ろいで、晩春になりました。

当店の庭の花たちも、晩春の花々になりました。

惜春の思いがつのります。

一句 目に映る 景色に音に 春惜しむ  てんちょう

ミヤコワスレ

≪ミヤコワスレ≫

ホウチャクソウ

≪ホウチャクソウ≫

シャガ

≪シャガ≫

ツツジ(ピンク)

≪ツツジ(ピンク)≫

ツツジ(赤)

≪ツツジ(赤)≫

春は、生命萌え出づる季節です。

仏教では「山川草木悉有仏性(さんせんそうもくしつうぶっしょう)」と説きます。

山や川や草や木はことごとく仏性を宿している…

とはどういうことでしょう。

山川草木すべてが、宇宙の大生命のしずくを宿している。

宇宙の大生命とは、真如であり仏性です。

真如とは、宇宙のすべての存在をあらしめている根源的な実体であり

一切の現象を貫いている根本的な理法のことです。

このごろは、これをサムシング・グレートとも呼んでいるようです。

天地同根 万物一体、すべてが宇宙の大生命のひとしずくなのです。

一句 春愁や なぜこの現代に 戦争が  てんちょう

春の花たち。(2)

春爛漫です。

当店の庭の花たちが次々と咲いていきます。

今が一年で一番生命の息吹を感じる季節です。

今を大切に生きていきたいと思います。

一句 はからわず 無作に無心に 春の花  てんちょう 

キクサキイチゲ

≪キクサキイチゲ≫

利休梅

≪利休梅≫

満天星の花

≪満天星の花≫

ハナミズキ

≪ハナミズキ≫

無作、無心、融通無碍(ゆうづうむげ)、自然法爾(じねんほうに)に生きる。

そして、それが法に適った生き方である…

これが禅者の生き方であり、仏道を修するものの生き方です。

はからいをすてて生き、それが法に適う。

この境涯にいたれるよう花たちを見習って

一歩一歩進んでいきたいものです。

一句 天仰ぎ 大地に坐り 日の永き  てんちょう




春の花たち。

このところ大変陽気がよく、当店の庭の花たちも次々に開花していきます。

亡き母が植えた山野草や、妻と白鳥から移植した草花たちです。

一句 咲く時節 待ち侘びるかに 春の花  てんちょう

イワウチワ

≪イワウチワ≫

肥後スミレ

≪肥後スミレ≫

一人静

≪一人静≫

ムスカリ

≪ムスカリ≫

ハナダイコン

≪ハナダイコン≫

シバザクラ

≪シバザクラ≫

「もろもろの 山草おのおの花つけて 言葉を持たぬ その優しさよ」歌人 鹿児島寿蔵

上の歌が詠むように、花は語らないから、見る人を癒してくれる

人を優しくしてくれるのでしょう。

「花には 人間のような かけひきがないからいい

ただ咲いて ただ散っていくからいい

ただになれない 人間のわたし」相田みつをさん

花は無心です。

理想追及の極みは「無」であり、

「無」より理想の新天地が生じます。

花たちの姿から学び、この「無」を体得したいものです。

一句 命 ひとしずく宿して 春の花  てんちょう

百十郎桜。

今日はたいへん天気も良く、妻と岐阜県各務原市の新境川沿いの

百十郎桜を見に行ってきました。

各務原市出身の歌舞伎役者市川百十郎が

苗木を千本送ったことからこの名がついたそうです。

コロナ禍でここ2年、花見に行けてなかったので


貴重な時間が過ごせました。


一句 妻と歩す 満開の花堤 歩す  てんちょう


百十郎桜


≪百十郎桜≫


百十郎桜


≪百十郎桜≫


百十郎桜


≪百十郎桜≫


「一花開天下春」(一花開いて天下春なり)という禅語があります。


花が咲いたので辺りを見回してみると、満天下に春が到来していた…という意味です。


禅者がそこに込める意味は、「一花開く」をこころの花が開く、


すなわち悟りが開けることと解釈します。


そして、開悟した者の眼には、花はもちろん山川草木(さんせんそうもく)


すべてが仏性を宿しており、この世がそのままお浄土に観えるということです。


地獄、極楽はどこか遠くにあるのではなく、この世にあります。


しかも、自分の心の中に「地獄」「極楽」はあります。


自分の心、そして行いしだいで自分の居る環境は「地獄」にもなれば「極楽」にもなります。


一句 待ち侘びし 春なることに 只感謝  てんちょう

白梅。

当店の庭の白梅が見頃を迎えています。

今年の冬は寒さが厳しかったせいでしょう。

咲く時期も例年より遅いようです。

一句 空碧し 白梅咲いて 開けゆく  てんちょう

白梅

≪白梅≫

梅は古来より日本人に愛されてきました。

「梅花開五福」(梅花、五福を開く)という禅語があります。

芳しい梅の花が五弁に花咲いています。

五福とは、長寿、富裕、無病息災、道徳を楽しむ、天命を全うすることの五つです。

梅の五弁の花を五福になぞらえたものです。

人は、幸福を願うものです。

でも、人に与えられているのは「今」という時間の積み重ねです。

「今」を精進努力して、積み重ねていけば

梅の花が冬の寒さに耐えて花開くように

おのずと、道は開けていくと信じてやみません。

福寿草。

当店の庭の姥目樫(うばめがし)の樹下に福寿草が一輪咲きました。

今年の冬は、例年と比べて寒い冬でした。

未だに春らしい日和がないように感じます。

そんななか、樹下に咲いた一輪の福寿草がいっそう愛おしく感じられます。

一句 咲く時節 たがわず樹下に 福寿草  てんちょう

福寿草

≪福寿草≫

「春来草自生」(春きたれば草自ずから生ず)という禅語があります。

春が来れば草は自然に生えてくる…という意味です。

この五字一行の意図するところは、時節因縁が巡り来れば

物事は自然に動き出し、成就にむかうということです。

裏を返せば、時節因縁未だ来たらざれば物事が動き出すことはなく、

成就することも無いということです。

この五字一行が示唆してくれるのは、時節因縁の到来を待つことの大事です。

待ちつつ、己を磨くことです。

そして、時節因縁が到来したなら、その到来を感得することのできる

観察智、妙智力が必要となります。

チャンスの神様は、前髪は長いのですが後ろ髪は無くツルツルだそうです。

ですから、前髪をしっかりつかまないと、チャンスをものにすることはできないそうです。

「春来草自生」の五字一行から、そんなことを学ばせていただきました。

ろう梅。

毎年、寒中のこの季節に蠟梅は開花してくれます。

何とも言えぬ芳香を放ち、楽しませてくれます。

寒中に咲くがゆえに、いっそう癒されます。

一句 供花として 蝋梅を妻 さりげなく  てんちょう

ロウバイ

≪蠟梅≫

ロウバイ

≪蝋梅≫

今年の冬は例年より寒いようです。

それでも花は、時節をまもり精一杯咲いています。

ものごとには時節因縁というものがあります。

現代は、なんだかとてもせっかちで、急いでいるように見えます。

待つことの大事、時節因縁の到来を待つことの大事。

それには、今を精一杯生きることのように思います。

白隠禅師の師である正受老人道鏡慧端禅師は、

「一大事と申すは 今日只今のこころなり

これをおろそかにして 翌日あることなし

すべての遠きこと 思い計らうことあれども

覿面(てきめん)の今を失うに心づかず」

とおっしゃっておられます。

今日只今を充実させることの大事を教えられます。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

2022年、令和4年の営業が始まりました。

貴重なご縁を授かり、ご注文を承りましたお客様に掛け軸をお送りし、

お客様にご満足いただけるよう、誠心誠意、店舗運営に励んでまいりたいと思います。

本年も「掛け軸の専門店 香遊オンライン」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022初日の出

≪2022年 初日の出≫

太陽は、万物を照らし、地球上のすべての人々が生物が太陽の恩恵を受けて暮らしています。

日が昇り、日が沈むことはあたりまえのようで、あたりまえではありません。

有り難いことです。

もし、太陽が忽然となくなったら、すべてが終わります。

太陽からいただく恩恵ははかり知れず、

そのことに感謝の念を忘れないように日々暮らしたいです。

一句 改まり つつしみ覚え 初日の出  てんちょう 

雪景色。

26日からの寒波で、当店のある岐阜県関市も

7センチほど積もり、雪景色となりました。

純白の雪は、大地を浄めてくれます。

一句 雪の中 幻想的な 散歩道  てんちょう

雪景色

≪雪景色≫

山茶花に雪

≪山茶花に雪≫

南天に雪

≪南天に雪≫

光陰矢の如しとはよく言ったもので

今年も今日が仕事納めになりました。

コロナ禍で世の中が変わりました。

禅の高僧 六祖 慧能禅師は

「外界のいかなる変化にも動じないことを坐といい

内面的には自分自身を自覚して欲望や感情に揺すぶられないことを禅という。」

とおっしゃいました。

コロナで世の中が変化しても、それに動ずることのない心を保ち、

欲望や感情に振り回されることなく、

正念を一貫して相続すること。

そして、行住坐臥すべてにおいて、あたりまえのことを、あたりまえに生活する。

六祖 慧能禅師は、このようなメッセージを伝えてくださっておられるような気がします。

今年一年無事に過ごさせていただけましたのも、

お客様あってのことと肝に銘じたいと思います。

大変貴重なご縁を授かり、ご注文を承りましたお客様に掛け軸をお送りし、

お客様にご満足いただくこと、お喜びいただくことをモットーに

今後とも営業してまいりたいと思います。

また、取引先さまあって、私どもの営業が成り立っていることを

忘れてはならないと思います。

ご縁に只々感謝するのみです。

今年一年本当にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

掛け軸の専門店 香遊オンライン 店長 周戸克己


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