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掛け軸の専門店 香遊オンラインへようこそ! 店長が厳選した掛け軸 約350点の品揃え!

カタクリの花。

当店から車で15分くらいの所に

約100万株のカタクリの群生地があります。

ひなびた山間地なので、

知る人ぞ知る場所です。

今年も妻と二人で観に行ってきました。

一句 守る人 ゐてこそ片栗の咲ける  てんちょう

カタクリの群生

≪カタクリの花の群生≫

世の中は、新型コロナウイルスの影響で

混乱しております。

国難でもあり、世界規模のまさに未曽有の

事態です。

こういった時こそ、間違った情報に

惑わされないように

真実を見抜く目が必要です。

そして、経済の低迷が起こっています。

歴史の話になりますが、鎌倉時代、蒙古襲来を

うけた執権 北条時宗に禅の高僧 無学祖元は、

「常時も非常時も平然として、その心を一(いつ)

にしておれば、どんな異変に遭遇しても

霊妙なる智慧を授かるものだ。」

というような事を言っています。

今回のウイルスはたいへん質の悪いウイルス

ですが、ここ1年~1年半の間にワクチンと薬

が開発されるでしょう。

それまで、大騒ぎをせず、己の身を守り、じっと我慢する。

耐えることは人間の大切な徳目です。

非常時こそ、その人間が試される時であり

真価が問われる時と言えるのではないでしょうか。

一句 世は無常 コロナウイルス 月朧(おぼろ)  てんちょう

沈丁花。

当店の庭の沈丁花が咲きました。

辺りはよい香りにつつまれています。

一句  芳香を 放ち沈丁 日和かな  てんちょう

沈丁花

≪沈丁花≫

シクラメン

≪シクラメン≫

妻が大切に育てているシクラメンも

たわわに花を咲かせています。

一句  丹精の 手入れに応え シクラメン  てんちょう

今日は、晴天で本当に春らしい日和です。

これから色々と草花が咲いていくと思うと

楽しみです。

短歌を一首ご紹介させていただきます。

「もろもろの 山草おのおの花つけて

言葉をもたぬ 其のやさしさよ」

歌人 鹿児島寿蔵

花は、言葉をもたず、ただひたすらに咲くから

人の心を打つのかもしれません。

人も、与えられた環境で、ひたすらに努力する人は、

人に感動を与えます。

スーパーボランティアの尾畠さんしかり、

アフガニスタンの復興にその生涯をささげ

アフガニスタンの地に散った中村 哲さん。

ひたすら人のために自分を勘定に入れずに

徹底した行動をされました。

中村 哲さんに深く哀悼の意を捧げます。

「忘己利他」(もうこりた)

己を忘れ、他を利するは慈悲の極みなり。

伝教大師 最澄のお言葉です。

白梅。

当店の庭の梅が咲きました。

見た目も清楚で美しいですが、仄かな甘い香りも

楽しませてくれます。

一句  風とゞけ くれる梅が香 風が消す  稲畑汀子

白梅

≪白梅≫

一句  梅白し まことに白く 新しく  星野立子

白梅

≪白梅≫

同志社大学の創設者 新島襄の「寒梅」という詩をご紹介させていただきます。

                「寒梅」  新島襄 

                 庭上一寒梅

                 笑侵風雪開

                 不争又不力

                 自占百花魁

                 庭上の一寒梅

                 笑って風雪を侵して開く

                 争はず また力(つと)めず

                 自ずから百花の魁(さきがけ)を占む

                「現代語訳」

                 庭先に咲いた一輪の早咲きの梅。

                 風や雪を笑顔で耐え忍び、
                 平然と咲いている。

                 別に他者と争うでもなく、
                 力むのでもなく、

                 ごく自然に、あらゆる花に先駆けて、
                 まっさきに咲くのだ。

                 新島襄の感性が伝わってくる素晴らしい作品だと思います。


山茶花。

当店の入り口からの通路に沿って

山茶花(さざんか)が5本植えてあります。

今年も、咲き継ぎながら綺麗な花を咲かせてくれます。

一句  山茶花や 見るものの眼を 楽しませ  てんちょう 

サザンカ

≪山茶花≫

詩人の坂村真民さんの詩「一本の道を」をご紹介いたします。

「木や草と人間と

どこが違うだろうか

みんな同じなのだ

いっしょうけんめいに

生きようとしているのをみると

ときには彼らが

人間より偉いとさえ思われる

かれらはときがくれば

花を咲かせ

実をみのらせ

じぶんを完成させる」

一生懸命に生き、己の人生を充実させることの大事を

学ばせていただくことでございます。

ろう梅。

毎年、年が明けて、寒の季節を迎えますと

当店の庭に蠟梅(ろうばい)が咲き

あたりに仄かな甘い香りを漂わせてくれます。

今年は、暖冬で寒さもそれほど厳しくはありませんが

寒中に蠟梅の甘い香りにふれますと

なんだか安堵感のようなものを

おぼえます。

一句  蠟梅の 香り漂よふ 日和かな  てんちょう 

ロウバイ

≪ロウバイ≫

ロウバイ

≪ロウバイ(蕾)≫

一月の茶席によく掛けられる禅語に

「無事是貴人(ぶじこれきにん)」があります。

この禅語は、臨済義玄禅師の言葉で

「無事是貴人なり 但だ造作する莫(なか)れ」

からの引用です。

禅者のいう無事は、ただ単に平穏無事というだけでなく

ほとけや道や救いを外や他に求めない心の状態です。

外に求めず、自分の中に分け入って、純粋な人間性に

出会う努力をせよと、禅は教えてくれます。

禅では、この「純粋な人間性」を

自性(じしょう)とも本来の面目(めんもく)とも

申します。

この「純粋な人間性」にめぐりあえてこそ貴人です。

貴人とは、「貴(とうと)ぶべき人」です。

初日の出。

令和2年元旦。

新年明けましておめでとうございます。

本年も、掛け軸の専門店 香遊オンラインをどうぞよろしく

お願い申し上げます。

お元日の岐阜県関市は、初日の出を拝むことができました。

一句  元日を 無事に迎へる 有り難さ  てんちょう

令和二年初日の出

≪令和2年初日の出≫

あたりまえのことを、ありがたい事実と実感できるには

厳しい修練が必要です。

道元禅師が、中国から禅を学んで帰国したとき

インタビューに答えた第一言が

「眼は横に 鼻は縦についていることが

ほんとうに分かった。

だから、空手(からて)でもどってきた。」です。

「眼横鼻直(げんのうびちょく)」の事実は

たった一人の、たった一度の人生の厳粛さを

味わわなければ、本当に腹には入りません。

「そなわりて 目鼻耳口ある顔を

吾も持つことに おもい到りぬ」

と筏井嘉一氏は詠っておられます。

あたりまえにお正月を迎え

あたりまえに日常の暮らしを送っていることは

けっして当たり前ではなく

厳粛な人生の有難い、得難い

一年であり、一日であることを

心に留め置き

精進して参りたいと思います。

南天。

当店の庭の南天がたわわに

赤い実をつけました。

南天は、難転とも書けるため

「難を転じて福となす」

と解釈し、たいへん縁起の良いもの

とされるようになりました。

また、南天の実を球状に飾り付けた

「南天玉」は1年吊るしておくと

黒く変色するため

赤字が黒字になると

これもたいへん縁起の良いものとされています。

一句  年を追ふ ごとに増へきし 実南天  てんちょう

南天の実

≪南天の実≫

お釈迦さまは、法句経でおっしゃっておられます。

「まこと怨みごころは

いかなるすべをもつとも

ひとの世にはやみがたし

うらみなさによりてのみ

うらみはついに消ゆるべし

こは かわらざる 真理なり」

「怨みをいだく人々のなかに

たのしく怨みなく 住まんかな

怨みごころの人々のなかに

つゆ 怨みなく住まんかな」

いつの世にも、怨み 嫉妬 妬みといったものは

存在し、怨みに怨みをもってしても

物事は好転しない・・・

怨みなさによりてのみ怨みはついに消えゆく・・・

シンプルな思想なのですが

世の中を見渡すと、国と国 また民族と民族が

怨恨の連鎖の中で、どうしようもなくなっている。

怨恨の連鎖をどう断ち切るか・・・

2500年前に説かれた お釈迦様の教えに

手がかりを見いだせないものでしょうか。

令和元年も暮れようとしています。

授かったお客様との貴重なご縁に感謝し

お取引先さまのお陰で商売ができている。

尊いご縁に支えられていることに

心より感謝申し上げます。

本年も一年間 どうもありがとうございました。

香遊オンライン

侘助。

当店の庭に、侘助(わびすけ)が一輪

咲きました。

亡き母が植えたものです。

白の侘助は、清楚で可憐です。

そして、儚いものです。

一句  侘助や 茶人の母の 遺しもの  てんちょう

侘助

≪侘助≫

お釈迦さまは、12月8日の未明、暁の明星を

仰いで大悟されました。

その内容は、計り知ることはできませんが、

「奇なるかな 一草一木 ことごとく

如来の智慧 徳相 ならざるはなし」

とおっしゃったそうです。

一本の草、一本の木にも

如来の智慧が宿っている。

「山川草木悉有仏性」(さんせんそうもくしつうぶっしょう)

と申しますが、

山川草木、つまり大自然そのものに、ことごとく

仏性つまり仏の智慧が宿っているということです。

釈尊成道の12月8日を前にして

釈尊のお悟りの有難さを感じさせていただきました。

一句  仏道は これ無上道 方しぐれ  てんちょう

紅葉の石庭。

昨日、妻と岐阜市の真長寺へ行ってきました。

真長寺は、奈良時代の創建と伝わる古刹。

枯山水の石庭は、江戸時代の初期に造られたそうです。

大小7個の山石が、絶妙に配された石庭は、

真言密教の瞑想曼荼羅(大日如来を中心とした宇宙)を

表しているそうです。

客殿の縁に座って、お抹茶をいただきながら眺めていると、

なんとも穏やかで、清らかな「こころ」

を味わうことができました。

一句  紅葉する 石庭にあり 小宇宙  てんちょう

紅葉の石庭

≪真長寺 紅葉の石庭≫

小春日和。

今日は、穏やかな小春日和です。

空がどこまでも碧く、澄んでいます。

眺めていて飽きません。

見ているこちらの心まで、浄化されそうです。

一句  小春日や 目に映るもの 輝やける  てんちょう

紺碧の空

≪小春日の空≫

西郷隆盛は、「敬天愛人」(けいてんあいじん)という言葉を

好んで、扁額などにもしたためています。

天を敬う。

天にはお天道さまが輝いています。

現代人は、太陽が天に輝いていることを

案外、当たり前だと思っているのかもしれません。

しかし、私たちが生きていられるのは

太陽のエネルギーのお陰です。

有り難いことです。

「有り難い」の反対が「当たり前」です。

このことを、私も肝に銘じたいと思います。

一句 吸ひ込まれ さうな紺碧 冬の空  てんちょう

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