梅雨の晴れ間。
今日は、梅雨の晴れ間で
陽射しが降り注いでいます。
季節の移ろいとともに
当店の庭に咲く花も移ろいでゆきます。
ご近所の方にいただいた薔薇(エリザベス)が
今年も咲いてくれました。
一句 天は青 山色清く 風薫る てんちょう
≪エリザベス≫
≪蛍袋≫
一編の詩をご紹介いたします。
花
「花はなぜうつくしいか
ひとすじの気持ちで咲いているからだ。」
詩人 八木重吉
花は、「ひとすじの気持ち」
つまり無心で咲いています。
そして、一心に咲いています。
はからいなく、あるがままに・・・
人間も、はからいなく、あるがままに生きたいものです。
禅者は、はからいなく、あるがままに生きることを
大切にいたします。
はからいなく、あるがままに生きて
それが、法に適った生き方のできる人を
一無位の真人(いちむいのしんにん)
あるいは本来の人(ほんらいのひと)
などと呼ぶようです。
ビートルズの代表曲「Let it be」に
相通じる思想が流れているように
感じるのは、私だけでしょうか・・・