初夏の草花。
当店の庭の花たちが次々と咲いていきます。
花は「無心」で咲いて、観る者の目を楽しませてくれます。
咲く時節を心得、時期が来れば咲き、時期が来れば散っていきます。
一句 初夏の庭 縁に随ひ 咲く野草 てんちょう
≪ホウチャクソウ≫
≪エビネラン≫
≪二人静≫
≪ガーベラ≫
「百花為誰開」(百花誰が為にか開く)という禅語があります。
花はただひたすらに咲いているだけです。
そして、「無心」に咲いているだけです。
だから、美しいのだと思います。
人のこころを打つのだと思います。
無作(むさ)、無心、はからい無く、あるがまま咲いています。
私も計らいを捨て、あるがままに生き、
法にかなった生き方、道にかなった生き方ができるよう
精進・努力していきたいと思います。
2021-05-23 16:22